読書感想文
夏休みも最終章で宿題の重圧に負けそうな子供達の姿が目に浮かびます。
毎年のルーティーンなんですがなぜかできないことがルーティーンになっていつまでたっても克服できない子はいます。
今年に限って言えば台風一過が週末に福井県に接近という宿題に集中できない子にはある意味ラッキーな夏休みです。
海や公園、友達と外に出ることなく、宿題に向き合う大チャンス到来です。
さて、USJジュニアバレーボールクラブではバレーを通じて夢の実現の為のトレーニングを行っているところですが
宿題だからといって初めから人を頼って諦めるような選手に育てもらっては本末転倒なんです。
バレーボールも宿題も自分のことなんです。ボールに触れる時も鉛筆持つ時も一人なんです。
なんですがー、できないときに一人になると無理というゴールに辿り着いてしまいます。
そうならないようにUSJジュニアバレーボールクラブがあるわけです。
一人でバレーボールの練習するには限界があるように宿題も限界があります。
宿題が終わった時どんな気持ちになっているかをイメージさせてあげたいんですが宿題を一緒にはなかなかできません。
そこで読書感想文を例にやってみたいと思います。
感想文には「基本の型」があります。
その定型とは
(1)本のおおまかな内容20%
(2)読んでいて心が動いたところ50%
(3)本を読んで自分が得られたもの30%
提出しなければいけない文字数をこの比率で組み立てられれば概ねできたも同然ですね。
それでもなかなか書き始められないという場合は親が手伝ってあげられるのはこの部分かと思います。
定型にしたがってしつもんで子供の能力を引き出してみてください。
(1)この本はどんな内容?どんなストーリー?
(2)この本のどこが印象に残った?その理由は?
(3)この本を読み終わって、新しく知ったことは何?これからそれをどう活かしていきたいと思う?
など、対話をしながら、子供の感じたことや思いを引き出してあげましょう。
「いま自分で話したそのことを書けばいいんだよ」と励ましてあげれば、子供の手が動き親子のコミュニケーションも
最高潮となるのではないでしょうか。
本を持った瞬間あきらめてしまうお子さんには小さなハードルからクリアさせてあげるトリック
100ページ中まず1ページから倍になるような感じでハードルを与えて気づいたら100ページというのもありかと
さてここまででお気づきの方もいると思いますが、バレーボールも読書感想文も同じです。
何も知らない子にやれと言っても出来ませんが、やればできる子からはやる気を引き出させるティーチングとコーチングを使い分けています。
このティーチングとコーチングについては後日イベントがあれば解説したいと思います。これからも親子で夢中になれるクラブを作っていきたいと思いますのでUSJJVCに乞う御期待‼️